2007年02月21日

絶対音感

英語では Perfect pitch, または Absolute pitch と言います。
誰にでもある能力?ではなくて、幼い頃(5歳以下)から音楽を始めることによって自然と身につける人と、大人になってから意識的にトレーニングして身につける人と、大きく分けて2タイプあるようです。

私と私の妹は前者の方で、ある音を聴いてそれがGだとかEフラットだとかが分かる、というタイプ。後者の方は、意識的に訓練することによって reference pitch という基準になるピッチ(音)を習得し、その音と聴いた音との間隔を計算して、聴いた音がなんだったのかを聴き分けるというタイプ。もちろん、前者のタイプも、音楽的訓練を積んでいくことにより reference pitch を習得していく。また、1ピッチを100セントに分け、「今のは20セントシャープだ」という細かい聴き分けが出来る人もいる(私の妹)。私はもう少し大まかで、50セント分ぐらいが限界。つまりとても微妙な “in between pitches” は聴き取れない。

私達姉妹は、正規な音楽教育を受けなかった両親のもとで育ったので、絶対音感なんて言葉も概念も知らなかったし、ましてやそれが世間でもてはやされるシロモノであることも知らなかった。

家族で渡米した直後、散歩がてら見つけた近所の音楽学校にレッスンを受けたいと言ったら、なぜか学長と面接になった(実は有名音楽学校だった)。そのときにピアノを弾いたり、歌ったり、ソルフェージュをやったりしたのだが、そのとき学長さんが “You two have perfect pitch” (あなた方は絶対音感がある)とおっしゃった。そのときは英語もわからなかったので、「ぱーふぇくと・ぴっちってなんだ〜?」としばらく2人で悩んだのだったが。。。

日本は、Y音楽教室などの普及で、世界的にも絶対音感人口比率の高い国らしい。アメリカでも、絶対音感はある人とない人がいる、という認識はあるけれど、日本ほど「絶対音感保持者」が神格化されてもいないし、もてはやされてもいない。絶対音感がないと素晴しい音楽家になれないかといったら、そんなことはないし、また絶対音感があっても大したことない自称ミュージシャンは五万といるのだから。

つまり、絶対音感はあったら楽しい(と私は感じる)、でも無くてもだからどうなんだ?ぐらいのシロモノだと思う。無いから落ち込むことでもないし、あるから自慢することでもない。
posted by abby at 17:40| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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